西米良のイベント

村をあげての大運動会!メラリンピック

小学校の運動会と中学校の体育祭、そして村民体育大会を合同で行う運動の祭典「メラリンピック」。
“へき地の運動会のこれからの在り方”とも評される、三者合同の体育祭はいかにして始まったのでしょうか。

小さな村の大運動会

 本村では平成7年度より小・中学校の体育大会と村民体育大会を合同化した「メラリンピック」に取り組みました。
 以前は、毎年村内の3つの小・中学校がそれぞれの体育大会を開催し、2年ごとに一般村民を対象とした村民体育大会が開催されていました。

しかし、過疎と高齢化の進行により各大会とも選手が不足したり、子どもたちの負担が大きくなったりしてきたことから、いっそ全部を一緒にしたらどうかという意見が出始め、近年の行事過多の問題もあったことから検討を始めました。
学校の体育主任と体育指導委員を中心に、PTAや公民館長、教育委員会を交えて何度も協議を重ねました。

 まず問題となったのが学校の体育大会の取り扱いでしたが、学校の体育大会を中心にプログラムを設定し、来賓やPTAの種目を村民体育大会のプログラムに切り替える形で解決しました。また、せっかく合同で行うことから小学生と中学生、小・中学生と一般が交流できるプログラムまで考慮しました。

 期日は、中学生の部活動の秋季大会に配慮し、小学生は夏休み前から取り組み始めることで、9月後半の日曜日に設定し、会場は、駐車場が最も広い中学校グラウンドに決め、そのほかにも大会役員の位置付け、大会運営の役割分担、準備品の手割り等、小さな所まで打ち合わせ、一つずつ解決していきました。  その間、保護者からは、子どもたちの出番が減る、自主性がなくなるといったことで、反対意見も多く出されましたが、子どもたちから一緒にやってみたいという要望があり、最終的に一度やってみようということで開催にこぎつけました。

 最初の年の平成7年度は、雨天で小・中学校の合同体育大会のみとなり、平成8年度が、記念すべき第1回目の大会となりました。 子どもたちは事前に予行練習をしますが、一般の村民はぶっつけ本番で、果たしてうまくいくかどうか大変心配されましたが、開会式が始まると、子どもたちを前に、後ろに村民がきちんとならび、グラウンドいっぱいに広がって一斉に準備運動をする様を見て、その見事さに感動を覚えました。

 競技が始まると、子どもたちはたくさんの観衆に十二分の力で競技をし、交流競技ではお年寄りの方と、小学生が手を取り合って競技をする姿がとてもほほえましく映りました。  競技以外でも子どもたちと村民が一緒になって招集や準備の係をこなし、その間にちょっとした会話が生まれるなど、交流の輪が広がりました。学校に縁のない村民も久々に子どもたちの競技を見て感激していました。 この大会を通して、学校、家庭、地域が一体となって取り組むことが、青少年の育成はもとより、これからの地域づくりに大きく役立つことを強く感じとることができました。

開催日

毎年9月

終了日

毎年9月

開催場所

西米良中学校グラウンド