都内某ラーメン店、豪快に麺をすすり、
タブレット端末に原稿を打ち込むライター・東村文乃。
ボサボサ髪に大きなメガネ、普段は冴えないが、食べるときだけは別人。
突然、編集長から電話があり、【煮しめ】の取材に
【宮崎県の西米良村】に向かうように指示される。
えっ? 煮しめの取材に・・・西米良村!?
ニシメ、ニシメラソン!? これってダジャレなの?(笑)
戸惑う文乃は、山あいの1000人の村、西米良村へ取材で訪れるのだった…。
世界初!?の本格的「煮しめ」ショートムービーが誕生。
7人前煮しめをぺろりと平らげる気持ちのいい食べっぷりは必見です!
これを見たあなたは、ゼッタイに「煮しめ」が食べたくなる!!

一般的なイメージとはまったく違って、西米良村の煮しめは、
それはそれは、香り豊かで、上品な味わい。まさに究極!


「甘辛く全部の具材を一緒に煮込んだものでしょ?」
違います! 全然、違います!! 名産のいとまき大根、伊勢いもなど新鮮な野菜、干しタケノコなどの珍しい乾物など10品に調理するのですが、なんと具材を一つ一つ、別々の鍋で丁寧に煮込むのです!
だからものすごくて間がかかる。ハレの日に食べられていたというのもうなずけます。その分、味が混ざることなく、それぞれの旨味を限界まで引き上げることができるんです。まさに究極の煮しめ!

最も驚くことが、煮しめにレシピが存在しないこと・・・! 情報化社会の今でも、そのデータは存在せず、昔から人から人へ伝承されていくものとされています。だからこの味は再現不可能。西米良村にしかないのです。

そして、ゼッタイに食べてほしいのが、それぞれのダシを集めてしみ込ませた「こんにゃく」。これこそ、すべての味が凝縮された「キングオブ・煮しめ」です。
煮しめに垣間見える、西米良村の食文化の豊かさも去ることながら、
「ニシメ」ラソン・・・、これは村名から言っても、煮しめの申し子!
いや、「煮しめに祝福された村」といっても過言ではありません。
一生に一度は「西米良村の煮しめ」を食べておくことをおすすめします!


雑誌・新米ライター。デジタルオタク、美食家、内気で人見知りが激しく、普段は野暮ったい風貌で仕事も失敗ばかり。しかし唯一、食べるときは人格が変わる。豪快な食べっぷりは周囲を驚かせる。

西米良村の加工グループの方々。元気いっぱいで、笑い声が絶えない。煮しめにレシピはない。すべての味は人から人へ。92歳のおばあちゃんが煮しめの味を伝えている。






撮影 | 田村昌士 |
撮影助手 | 安留嵩人 |
フードスタイリング | 川越有理 |
アシスタント | 脇坂南菜子 |
ヘアメーク | 高妻希三子 |
音楽 | 玉利空海 |
演奏 | 川﨑洋平 |
ロゴデザイン | 矢野淳 |
ロケーション協力 | いとまき倶楽部 |
居酒屋かりこぼ | |
平成の桃源郷 おがわ作小屋村 |
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協力 |
映画24区ローカル |
監督・脚本・編集 | 松浦周一郎 |
制作 | 株式会社宮崎南印刷 |
西米良村(宮崎県) | |
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西米良村移住定住促進プロモーション事業 | |